野菜のたっぷり入った脂肪燃焼スープを活用した脂肪燃焼スープダイエット。
短期間でダイエット効果を得られるのも魅力の一つですよね。
今回は、そんな人気なダイエット方法である脂肪燃焼スープダイエットにおける疑問を解決していこうと思います。
「ダイエット中のアルコールはいいの?」「味変をするときの注意点は?」「基本は1週間だけどそれ以上続けても大丈夫?」など、様々な疑問にお答えしていきます!
脂肪燃焼スープダイエットについて詳しく知りたい!といった方は以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
脂肪燃焼スープダイエット中の飲酒は?
ダイエット中でもつい飲みたくなってしまうお酒。
しかし、脂肪燃焼スープダイエットをしている間は、お酒を控える必要があります。
アルコールは肝臓で分解されるとき、体脂肪の燃焼に必要なビタミンやミネラルを同時に消費します。
また、毒素であるアルコールを優先的に分解するため、飲酒中に摂取した食べ物が体脂肪として蓄積されやすくなります。
しかし、アルコールを摂取してもアルコール自体のカロリーは熱として発散されるので、脂肪として蓄えられないとも言われています。
これをエンプティカロリーと言いますが、アルコール自体にカロリーはあるので必ずしも太らないというわけではありません。
なので、脂肪燃焼スープダイエット中はお酒を避け、脂肪燃焼スープダイエット後は糖質を多く含まない蒸留酒をメインに飲むのがおすすめです。
脂肪燃焼スープダイエット中に飲んでもいいものは何?
脂肪燃焼スープダイエットでは、基本的にお水、お茶、果汁100%のジュース、ブラックコーヒーなど人工甘味料の入っていない飲み物はOKです。
しかし、果汁100%のジュースを飲みすぎてしまうのはあまりよくありません。
飲みすぎてしまうと糖質を多くとりすぎてしまうので、果汁100%のジュースはほどほどに。
ブラックコーヒーはほとんどカロリーがないことに加え、コーヒーに含まれるカフェインにはホルモン感受性リパーゼを活発化させる働きもあります。
このホルモン感受性リパーゼには脂肪分解酵素の働きを活発にさせ、脂肪の分解を促すことができます。
なので、脂肪燃焼スープダイエット中はカロリーの低い水やお茶、ブラックコーヒーを飲むのが最適です。
脂肪燃焼スープダイエットで使う野菜は決まっている?
脂肪燃焼スープには基本の5種類の野菜(にんじん・玉ねぎ・キャベツ・トマト・セロリ)を使用することが大切。
じゃがいもやさつまいも、かぼちゃ、トウモロコシなどの糖質の多い野菜は避ける必要があります。
しかし、それ以外のまいたけやしめじなどのきのこ類やほうれん草やチンゲンサイなどの葉物野菜は加えても問題ありません。
特に緑黄色野菜には多くのビタミンやミネラルが含まれ、代謝のサポートやホルモンの材料にもなります。
ただ、豆類に関して脂質が多く含まれているため、脂肪燃焼スープダイエット中は避ける必要があります。
脂肪燃焼スープダイエットのお肉の日に食べていいのは牛肉だけ?
お肉の日に食べていいものは、牛肉はもちろんのこと鶏肉やお魚もOK。
ただし、脂肪分の少ないものにするのがポイントです!
牛肉は脂肪分の少ない赤身肉、鶏肉はもも肉よりもむね肉がおすすめで、鶏肉を食べる際は鶏皮をとることで脂肪分を減らすことができます。
脂肪燃焼スープダイエットはお肉を食べてもいい日までタンパク質を大幅に減らした食事になっています。
なので、お肉の日にはしっかりとタンパク質をとるように心掛けることが大切。
タンパク質は食事誘発性熱産生といった摂取したお肉のカロリーの約30%を消化で活用するという特徴があります。
つまり、糖質や脂質を摂取するよりも、タンパク質を摂取することでダイエットをスムーズに進めることができるということ。
ちなみに、糖質と脂質を摂取することで消費されるカロリーは、糖質が約6%で脂質が約4%です。
脂肪燃焼スープダイエットの野菜の日に食べていい量はどのくらい?
野菜の日に食べる野菜の量に制限はありませんが、糖質の多い野菜は避けることが大切です。
サラダや炒め物、茹で野菜など様々な食べ方がありますが、食べるときにドレッシングなどの調味料を使ってしまいがち。
調味料の中には多くの脂質や糖質が含まれているので、できる限り避けるのが無難です。
どうしても何かかけたい場合は、ノンオイルドレッシングやオリーブオイル、えごま油、アマニ油などの良質な油と塩を使うのがおすすめ!(油と塩はかけすぎ注意!)
炒める場合にはオリーブオイルを、生で食べる場合にはノンオイルドレッシング、えごま油、アマニ油で食べるのが最適。
特にえごま油には血圧の低下作用や血流を促す作用などもあり、健康的なカラダ作りに欠かせません。
脂肪燃焼スープのトマトやセロリはなしでもいい?
脂肪燃焼スープにはトマトが含まれていますが、中にはトマトが苦手という方もいることでしょう。
そんな方はトマトの代わりにパプリカやほうれん草、ブロッコリーなどの野菜で代用するのがおすすめです。
パプリカに含まれるカリウムにはむくみを解消する働きが、ほうれん草に含まれる「チラコイド」には食べ物の消化吸収を抑える働きが、ブロッコリーに含まれる「クロム」には脂肪燃焼をサポートする働きがあります。
トマトが食べられない…という方は以上の野菜をぜひ活用してください。
脂肪燃焼スープダイエットの果物の日に食べていい量はどのくらい?
果物の日に食べてもいい量に制限はないものの、果物でお腹を満たすのはおすすめできません。
カロリーが比較的低めな果物ですが、糖分が多く含まれているので食べすぎには注意が必要。
しかし、果物にはビタミンやミネラルが豊富に含まれ、リンゴや柑橘類には中性脂肪の低下や脂質代謝の改善効果のある栄養素が含まれています。
厚生労働省の発表によると1日の果物の摂取量の目安が200gと提示されており、脂肪燃焼ダイエットの検証を行った際にもこれを活用していました。
具体的には、1日でりんご1個、キウイフルーツ2個、いちご10粒程度。
200gは意外と量があるので、十分満足することができます。
脂肪燃焼スープダイエット7日目の玄米は白米でもいい?
脂肪燃焼スープダイエットの最終日である7日目には、玄米を食べることができます。
しかし、玄米が苦手で、白米がいいという方もいらっしゃると思います。
そのような方は、玄米ではなく白米でも大丈夫!
ただし、脂肪燃焼スープダイエット中は糖質をほとんど摂取していないので、白米にしてしまうと急激に血糖値が上昇する可能性も。
なので、できる限り玄米にするのがおすすめです。
玄米が苦手な方に最適なのが、脂肪燃焼スープの中に玄米を加えてリゾット風にすること。
また、「金芽ロウカット玄米」は白米感覚で玄米を食べられるだけでなく、糖質が32%カットされているので満腹感を感じながら糖質の摂取量を抑えることができます。
脂肪燃焼スープはたくさん食べてもいいの?
脂肪燃焼スープはたくさん食べてもOK!むしろたくさん食べるべきです。
脂肪燃焼スープをたくさん食べることで野菜の食物繊維とビタミンやミネラル、それぞれの野菜特有の栄養素を摂取することができ、効率よくデトックスすることができます。
デトックスによって腸内環境が改善されると、栄養の吸収がスムーズになり脂肪の蓄積を防ぐことが可能。
脂肪燃焼スープをたくさん食べても太らない理由は、スープ自体のカロリーがとても低いこと。
なので、食べすぎて太る心配はなく、しっかりと食べることで空腹感を感じにくくすることができます。
1食あたりの脂肪燃焼スープの目安は、最低でも2皿以上食べること。
反対に他の食材でお腹を満たしてしまうと、脂肪燃焼スープの効果を実感しにくくなります。
脂肪燃焼スープを味変をするときの注意点は?
脂肪燃焼スープダイエットを実践するとわかりますが、大半の人がスープの味に飽きてしまいます。
そこで、脂肪燃焼スープの味変をすることでダイエットを続けやすくすることができますが、その際に注意点も。
砂糖や油(少量の良質な油はOK)の使用は控え、余分な糖質や脂質は摂らないようにします。
それ以外の味噌や醤油、酢、だし、カレー粉などは、好きなように使って大丈夫です。
良質な油の定番はオリーブオイルで、コレステロール値を下げる作用もあります。
ただ、油であることに変わりはないので、使うときは少量にしましょう!
脂肪燃焼スープで痩せるのは何で?
脂肪燃焼スープでなぜ痩せるのか?
それは低カロリーであること、腸内環境の改善をすること、代謝を向上させることです。
脂肪燃焼スープに入っているのはほぼ野菜のみなので、普段の食事よりも圧倒的にカロリーが低くくなっています。
体重を1kg落とすのに必要なカロリーは7200kcalと言われており、低カロリーな食事にすることで効率よく体重を落すことが可能。
それに加え、野菜に含まれているビタミンやミネラルは三大栄養素の代謝をサポートし、食物繊維は腸内環境を改善します。
食物繊維には他にも腸内で膨れる性質があるため、満腹感を感じやすいというメリットもあります。
1週間以上続けてもいいの?
脂肪燃焼スープダイエットをした後に気になるのが、1週間以上続けても大丈夫なのか?ということ。
1週間以上の長期間に及ぶ脂肪燃焼スープダイエットはおすすめできません。
というのも、脂肪燃焼スープダイエットでは先ほども述べたようにかなり低カロリーな生活をすることで体重を落しているため、長期的に行ってしまうと栄養バランスが崩れてしまいます。
せっかく痩せても体調を崩してしまっては、なんのために痩せたのかわからなくなります。
この解決策としては、脂肪燃焼スープダイエット後は最低でも2~3日は空けて栄養を十分に摂取すること、夜ご飯を脂肪燃焼スープに置き換えることの2つです。
2~3日しっかりとバランスが取れた食事をすることで、脂肪燃焼スープダイエットで不足してしまった栄養を補います。
ただ、このサイクルを1ヵ月、2ヵ月と続けてしまうと、確実に体調不良になってしまうのでそこは注意するようにしましょう。
夜ご飯を脂肪燃焼スープに置き換えることで、1日の摂取カロリーのバランスを取ることができ不足しがちなビタミン・ミネラル・食物繊維を補うことができます。
また、脂肪燃焼スープに脂質の少ない鶏むね肉などのお肉を加えることで簡単に高タンパクで低カロリーなスープを作ることも可能です。
脂肪燃焼スープは夜だけでも効果ある?
脂肪燃焼スープダイエットを始めたいけど、朝は時間がなくて食べられない…昼食は職場で食べるから難しい…など、ライフスタイルによっては3食脂肪燃焼スープにできないという方も少なくありません。
そんな方におすすめなのが「夜だけ脂肪燃焼スープにする」という方法です。
普段食べている夕食を脂肪燃焼スープに置き換えることでカロリーを抑えつつ、満腹感もしっかりと得ることができます。
また、夜はエネルギー消費が減るため食べ過ぎてしまうと太りやすくなりますが、脂肪燃焼スープであれば食べ過ぎの心配も無用です。
ゆるく継続的にダイエットを行いたい、短期間でのリバウンドが怖いという方はぜひ試してみてください。
まとめ
今回は、脂肪燃焼スープダイエットを実践するにあたっての疑問点について解説しました。
脂肪燃焼スープダイエットは少しきついダイエット方法になりますが、しっかりとルールを守ることで体重を落としていくことが可能です。
ぜひ、今回ご紹介したことを参考に脂肪燃焼スープダイエットに挑戦してみてくださいね!