ニートゥチェストで体幹を鍛える！効果的なやり方とメリットを紹介

体幹を鍛えることができる「ニートゥチェスト」。

座った状態で膝を胸に近づけ、お腹周りの筋肉を鍛えるトレーニングです。

今回はそんな「ニートゥチェストの効果的な方法と鍛えるメリット」について紹介していきます。

「ニートゥチェストの効果的な方法を知りたい」「お腹周りを鍛えるトレーニングを知りたい」方はぜひ参考にしてください。

ニートゥチェストで鍛えられる筋肉は？

ニートゥチェストではお腹の正面に位置する「腹直筋」とお腹の横に位置する「腹斜筋」、お腹の横の深部に位置するインナーマッスルである「腹横筋」といったお腹周りの筋肉をメインに鍛えることができます。

腹直筋は6パックを作る筋肉で、姿勢を正しく維持するために使われます。

腹斜筋はくびれを作る筋肉で体幹を安定させる働きがあり、アウターマッスル（表層筋）の外腹斜筋とインナーマッスルの（内腹斜筋）の2つに分けられます。

腹横筋は腹筋群の深層にあるインナーマッスルで、コルセットのようにお腹の周りを包んでいる筋肉です。

腹式呼吸による息を吐く動作や腹圧を高める働きをしており、体幹全体の安定にも一役かっています。

ニートゥチェストではこのような体幹の筋肉を鍛えることができ、体幹が安定することで姿勢の改善、腰痛の改善、スポーツパフォーマンスの向上といった効果が期待できます。

ニートゥチェストの効果的なやり方

ニートゥチェストの4つのポイントと注意点

Point 1 反動をつけない

動作が苦しくなると反動をつけてしまいがちですが、反動をつけることで筋肉への負荷が減少してしまいます。

一定のスピードでゆっくりと動作し、腹筋をしっかりと意識しましょう。

Point 2 腹直筋を意識

腹直筋を意識しながら膝を胸に近づけるようにし、脚の筋肉を使って膝を胸に近づけないようにしましょう。

Point 3 脚は常に浮かす

脚が床についてしまうと腹筋群への負荷が逃げてしまい、トレーニング効果が下がってしまいます。

胸に膝を近づけるときや脚を伸ばすときなど、動作中は常に脚を浮かすように意識しましょう。

Point 4 動作はゆっくりと

動作はゆっくりと行い、しっかりと腹直筋に負荷をかけます。

素早く動かしてしまうと勢いのまま動作することになるので負荷が減ってしまうので注意しましょう。

ニートゥチェストで体幹を鍛える3つのメリット

1. 正しい姿勢を保てるようになる

ニートゥチェストで体幹を鍛えることで、立っているときの姿勢や歩いているときの姿勢、座っているときの姿勢が正しく保たれるようになります。

モデルやスポーツ選手をイメージすると、背筋が伸びた綺麗な立ち姿をイメージすると思います。

これはしっかりと体幹が鍛えられ、筋肉同士が拮抗しあっている証。

反対に体幹の筋肉が衰えていると、背筋が曲がって猫背になり、肩こりや首こり、腰痛を引き起こす原因にもなります。

このような症状を改善・予防するためにも、体幹を鍛えることはとても重要です。

2. 体が引き締まる

ニートゥチェストで体幹を鍛えることで、お腹周りを引き締めることができます。

特に腹横筋は体の引き締めにおいてとても重要な筋肉。

腹横筋はお腹の周りをコルセットのように覆っており、呼吸とも大きく関係しています。

体幹が衰えて姿勢が悪いと血行が滞るだけでなく呼吸も浅くなり、腹横筋がしっかりと使われないことで基礎代謝も低下します。

しかし、体幹を鍛えれば腹横筋を含む筋肉群が刺激され、血行と呼吸が改善されることで基礎代謝が向上し、体全体を引き締めることができます。

3. 生活と運動のパフォーマンスが向上する

体幹には四肢を動かすという重要な役割があります。

体幹が衰えていると足腰が安定せず、歩行がブレる・つまずくといった問題を引き起こします。

一方で体幹がしっかりと鍛えられていると、体のブレがなくなるだけでなくエネルギーを効率よく使うことで疲れにくくなります。

これはスポーツにおいても言えることで、体幹が鍛えられているとサッカーであればコンタクトで負けない、野球であればフォームが安定してエネルギーをしっかりと伝えられるといったメリットがあります。

このように体幹を鍛えることで生活におけるパフォーマンスが向上するのみならず、運動のパフォーマンスも向上させることができます。

ニートゥチェストで体幹を鍛えて体を引き締めよう

今回はニートゥチェストで体幹を鍛える方法を紹介しました。

ニートゥチェストでは腹直筋をメインに鍛えられ、6パックを目指すのに効果的です。

ぜひ普段のトレーニングにニートゥチェストを取り入れ、理想的な体を目指してください。