デッドリフトやベントオーバーローなどに欠かせないパワーグリップ。
握力を補助することで通常よりも高重量を扱うことができるようになります。
今回はトレーニング効果を高めるパワーグリップのおすすめと効果、使用方法について解説。
どのパワーグリップを使えばいいのか、どんな効果があるのかなど、これからパワーグリップを使おうと思っている方はぜひ参考にしてください。
パワーグリップの効果とは?
パワーグリップの一番の効果は、握力の補助。
「疲労で握力が低下」「元々握力が弱い」といった方がパワーグリップを使うことで、握力への負担を減らすことができます。
デッドリフトなどを行っていると「鍛えたい部分よりも先に握力に限界」がきやすいですが、パワーグリップを利用することで鍛えたい部分にしっかりと負荷をかけられます。
また、パワーグリップには鍛えたい部分を意識して鍛えることができるという効果も。
握力が無い場合、意識が握力に向いてしまいますが、パワーグリップでそれを防ぐことが可能。
他にも、手に負担をかけないことでマメができるのを防ぐ効果もあります。
パワーグリップの選び方
パワーグリップの選び方で重要なのは、グリップの強度とサイズの2つ。
グリップの強度が弱い場合、重さに耐えることができず破損してしまったり、バーから外れてしまったりする可能性があります。
グリップ強度が高くフィット感のあるものを選ぶことで、パワーグリップ選びの失敗を防ぐことができます。
サイズに関しては、手首の太さによって選びます。
メーカーによってサイズは異なるため、選ぶときはメジャーで手首の太さを計っておくことをおすすめします。
パワーグリップは手首にひっかけるようにすることで握力への負荷を減らすため、サイズが適切でないと手首を痛めてしまったり、力をうまく使えなかったりするのでサイズには注意しましょう。
また、パワーグリップには革の製品や鉄の製品もありますが、基本的にはラバー素材(ゴム)のものが使い勝手が良いです。
滑りにくく、グリップ力も高いため、トレーニング効果を最大限に高めることができます。
パワーグリップのおすすめはこれだ!
迷ったらこれ!ALLOUT(オールアウト)パワーグリップ
サイズ(手首周り) | S(~16cm)ML(16~20cm) |
人間工学に基づいた力の入りやすい設計で、ハードなトレーニングにも対応。
引張り強度は驚異の376kg!
特殊ノンスリップラバーを使用することで強い摩耗・摩擦にも対応し、バーとグリップが馴染むようなフィット感を実現。
長時間のトレーニングでも手首が痛くなりにくい高反発クッションを採用しています。
返金保証付き!king2ringパワーグリップ
サイズ(手首周り) | S(14~17cm)M(17~19cm)L(18~21cm) |
内ベロに細かいスレッドワイヤーを使用することでグリップ感と強度を向上。
引張り強度は304kg!
厚みのある高反発ネオプレーンを使用することで手首の痛みを軽減し、金具部分には楕円リングを使用することで金属のめり込みを緩和する設計になっています。
商品の不具合が起きた場合、30日以内の返金保証付きなので万が一のときも安心です。
トップアスリートも使用!GOLD ‘ S GYM(ゴールドジム)パワーグリップ
サイズ(手首周り) | S(16cm)M(18cm)L(21cm) |
大手トレーニングジムであるGOLD’S GYMのパワーグリップ。
多くのアスリートが使用し、高品質さが魅力。
初心者でも扱いやすい長めのベロで、バーにしっかりと巻き付けて使用することができます。
バーに巻き付けても滑りにくい素材を使用し、高いグリップ力を実現。
また、手首に負担がかかりにくいデザイン設計にもなっています。
高いグリップ力!VERSA GRIPPS(バーサグリップ)パワーグリップ
サイズ(手首周り) | XS(12.5~15.5cm)SM(15.6~18cm)R/L(18.1~20.5cm) |
独自設計された素材を使用した業界トップクラスのパワーグリップ。
科学的に設計された優れたグリップ力が特徴。
手と手首を保護することで血液の循環を促進します。
カラーはブラック・ピンク・ゴールドなど10カラーから選択可能です。
定番ブランド!Schiek(シーク)パワーグリップ
サイズ | S(16.5cm以下)M(16.5~19cm以下)L(19cm以上) |
ゴムを二重に縫い合わせた頑丈なパワーグリップ。
グリップの先端には抜け落ち防止のパッド入っており、安全かつ効果的にトレーニングを行うことができます。
カラーはブラック・ピンク・レッド・ブルーの4カラーから選択することができます。
パワーグリップの使い方
パワーグリップが大きく効果を発揮するのがプル系の種目で、懸垂やデッドリフト、ベントオーバーロー、ラットプルダウンなどがこれにあたります。
これらの種目は高重量を扱うことが多く握力への負担が大きいため、パワーグリップがとても役に立ちます。
一方で、プッシュ系のベンチプレスやダンベルプレスなでは握力をあまり使わないので、握力の補助というよりは手の保護がメインになります。
パワーグリップとリストストラップとの違いは?
パワーグリップと同じように握力を補助するリストストラップ。
この2つの違いは、ホールド力・利便性・価格に違いがあります。
パワーグリップの場合は巻き付ける回数が少ないため、ホールド力はリストラップに劣りますが手軽に利用できるというのがメリット。
反対にリストストラップの場合は、巻く回数が多いためホールド力が高く比較的安価で購入できるメリットがある反面、何度も巻くので利便性はパワーグリップに劣ります。
初心者の場合は利用しやすいパワーグリップを活用し、上級者の場合はリストラップを活用するのがおすすめです。
まとめ
今回はパワーグリップのおすすめについて紹介しました。
パワーグリップは背中のトレーニングを中心に利用でき、トレーニング効果を高めることができます。
ぜひ紹介したものを参考に、自分に合ったパワーグリップを見つけてくださいね。