間食
「太るからやめなさい」とダイエットの目の敵にされきた行動
しかし、筋肥大すなわちタンパク質合成の観点から見ると
実はメリットになる可能性を秘めていることはご存知だろうか?
タンパク質合成を高める手段としての食事
人の体の中では筋肉の合成と分解が繰り返し行われている

筋肉の合成反応が高まるとき筋肉は大きく成長し、分解する時小さくなってしまう
しかし、近年、この「合成と分解」について新たにわかってきたことがあるという
体内のタンパク質合成が高まると、自動的に分解が抑えられるメカニズムがあることがわかったのだ
つまり、どちらかが「オン」になるともう一方が「オフ」になる”スイッチ”のような仕組みになっている
そこで、このスイッチを「オン」にするための手段として『食事』が有効手段になるというのだ
タンパク質合成と筋肥大は切っても切り離せない関係
「食事」を取るだけで、タンパク質合成の反応が高まる
興味深く希望に溢れる情報だ
筋肉を大きくするための「間食」
食事を取るだけでもタンパク質合成は高まると言ったが
それはあくまで、一時的なものである
時間が経てば合成反応は低下して、ある時を境に「分解」が「合成」を逆転する
すなわちスイッチが「オフ」になってしまう
どうすればいい?
では、どうすればスイッチが「オン」の状態を保つことができるのか
つまり、筋肉を太く成長させるためにタンパク質合成を常に高めた状態にしたいのだ
そこで登場するのが既にわかっていると思うが「間食」である
つまり1日の中でこの”間食”を摂り食事の回数を増やしてあげれば、常にスイッチがオンの状態を保つことができる

ボディビルダーやフィジークの選手が1日5-6食に分けて食事をとっているのは、まさに「間食」によるタンパク質合成反応を高めることが狙いではないだろうか
ここで試しにこちらの動画を見て欲しい
*この動画は「Muscle & Strength」という海外のフィットネスサイトが運営するYoutubeチャンネルから引用
この動画は世界的な大会である『Mr.Olympia』で2018年度メンズフィジークのチャンピオンに輝いた
ブランドン・ヘンドリクソンさんの減量期の1日の食事である
動画内で彼は1日6回食事をとっている
減量期ですら1日6回の食事を必要としていることからも「間食」の重要性がわかる
「朝食」も刺激を与える有効手段
タンパク質合成を高める手段の食事方法として「間食」を挙げた
しかし、「朝食」も忘れてはいけない
その理由は、人は就寝中に食事を取ることができないからである
この時、スイッチはオフの状態でタンパク質の「合成」ではなく「分解」の反応が高まってしまっているのだ
そこで朝食時にタンパク質とちょっとした糖質を摂取するだけでも合成反応を高めるスイッチを「オン」の状態にすることができる

さらに朝食にはホルモンや自律神経の活動をコントロールするための体内時計のような役割もある
普段朝食を抜いているトレーニー達にはぜひ覚えていただきたい知識だ
タンパク質合成をさらに高める必須アミノ酸
「食事による合成反応の向上」にプラスして
タンパク質の合成反応をぐんっと上げてくれる必須アミノ酸があることを知っているだろうか
それが”ロイシン”である
ロイシンを摂取するには?
ではそのロイシンを摂取するには一体どうすればいいのか
答えは『BCAA』取ることだ
「BCAA」を取ることで、タンパク質合成は飛躍的に反応が高くなる
食事を取ることは誰でもできるが、BCAAはどうだろうか
ぜひこの情報を知ったからには、「食事」による合成反応
そして「BCAA」によるさらなるタンパク質合成の向上を目指さなければ非常にもったいない

そこでBCAAに関する記事を下に貼っているのでぜひ見て欲しい
役に立つことを願っている
そもそもBCAAがどのようなものなのか知りたいという方はこちらの記事を参考にして欲しい
どのBCAAを購入するべきかわからない人はこちらの記事を参考にして欲しい
まとめ
食事によってタンパク質合成反応の低下(分解)を抑制して、実質的な筋肥大に繋げる
全てのトレーニングをしている仲間にぜひ知って欲しい知識だと思います
さらに、よりタンパク質合成を高めるために「BCAA」についても触れていきました
これらの知識を生かしてぜひあなたの筋トレライフのクオリティが上がることを願っています
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