自重トレーニングやストレッチで欠かすことができないトレーニングマット。
床から体を保護するだけでなく、滑り止めによってトレーニング効果を高めることもできます。
しかし、トレーニングマットは種類が豊富で、どのようにして選べばいいのか迷ってしまうもの。
そこで今回は、筋トレに活用できるトレーニングマットのおすすめと正しいトレーニングマットの選び方について解説していきます。
自宅筋トレをしようと思っている方、トレーニングマット選びで迷っている方はぜひ参考にしてください。
トレーニングマットの選び方
トレーニングマットには、ヨガに最適なサイズ感のものや厚さが分厚いもの、エコに気をつかった素材など、数多くの種類があります。
しかし、種類がたくさんあることで選択肢が多くなる反面、選びにくくなるのも事実です。
そこで、ここではトレーニングマット選びで絶対に抑えておきたいポイント3つを解説していきます。
トレーニングマット選びのポイント① サイズを意識しよう
トレーニングマット選びでまず抑えておきたいのがマットのサイズです。
なぜサイズが重要になるのかというと、小さいサイズでは快適にトレーニングできないため。
自重トレーニングなどのトレーニングでは動作が大きくなることが多く、長さが短かったり幅が狭かったりするとトレーニングがしにくくなります。
そこでひとつの基準にしたいのが、180~200cm前後の長さで幅が60~90cm前後のもの。
ヨガマットで一般的なのが長さが170cmで幅が60cmのものですが、トレーニングマットはこれよりも大きめのサイズを選ぶことで快適にトレーニングをすることができます。
トレーニングマット選びのポイント② 厚さを意識しよう
自宅筋トレのメインのトレーニング方法は自重トレーニングなので、トレーニングマットは比較的厚みのある10mm前後のものが最適です。
ヨガでは厚みがでるほどバランスを維持するのが難しくなるため比較的薄めのものが推奨されますが、自重トレーニングでは薄すぎると肘や腕、膝などを痛めやすくなります。
また、ウェイトを活用する場合も薄いマットよりも厚いマットの方が防音性や防振性に優れているので、厚さが十分にある10mm前後のトレーニングマットがおすすめです。
ただ、腹筋ローラーを使用する場合は厚みがありすぎると動作がしにくくなるため、6mm前後の少し薄めのトレーニングマットが適しています。
トレーニングマット選びのポイント③ 素材を意識しよう
ヨガマットはPVCやTPE、合成ゴムなど多種多様な素材が使われており、それぞれに特徴があります。
素材が違うと使い勝手の良さも変わってくるので、素材はトレーニングマット選びでとても大切です。
TPE(熱可塑性エラストマー)
TPE(熱可塑性エラストマー)は軽量でにおいが少ないのが特徴で、自然にかえるエコ素材としても人気。
ヨガではどうしても汗をかいてしまいヨガマットが汚れてしまいますが、TPE素材は水洗い可能なのでヨガマットを清潔に保つことができます。
比較的最近になって利用されるようになった素材であるTPEですが、現在では幅広いヨガマットに活用されています。
PVC(ポリ塩化ビニル)
PVC(ポリ塩化ビニル)はTPEと同じように幅広いヨガマットに利用されている素材で、低価格で購入できるのも大きな特徴。
安定感やバランスなどに優れている反面、汗などで滑りやすくグリップ力には難があります。
NBR(ニトリルゴム)
NBR(ニトリルゴム)はクッション性や弾力性に優れている素材。
基本的にはPVCと大きく変わらず、低価格で購入することができます。
天然/合成ゴム
天然ゴムは耐久性・グリップ力・クッション性に優れた高品質素材。
こまめに手入れをすることで長期的に利用できますが、重くデリケートな素材でもあるため上級者向けの素材と言えます。
合成ゴムは天然ゴムよりもにおいが抑えられ、比較的利用しやすい素材です。
自宅筋トレに使いたいトレーニングマットのおすすめはこれだ!
最高峰のハイクオリティマット!Manduka(マンドゥカ)トレーニングマット
サイズ(長さ/幅/厚さ) | 216cm/66cm/6mm |
重さ | 4,300g |
素材 | PVC |
カラー | 5種類 |
最高のマットとして知名度の高いマンドゥカ。
一生使えるマットをコンセプトに作られ、高密度で高いクッション性を持ち使うごとにグリップ力が高まるのが特徴。
クローズドセル構造になっているため、汗などの水分の吸収を防ぎ衛生的に利用可能。
6mmと厚みが少ないように感じますが、密度が高いのでしっかりと反発し快適にトレーニングできます。
厚さも幅も十分!Gruperトレーニングマット
サイズ(長さ/幅/厚さ) | 185cm/80cm/15mm |
重さ | 1,970g |
素材 | NBR |
カラー | 8種類 |
厚さが15mmもあるのでクッション性抜群で、体を痛める心配がありません。
柔らかい肌触りで柔軟性もあり、幅もちょうどいいサイズになっています。
エッジデザインが魅力的!PROIRON(プロアイロン)トレーニングマット
サイズ(長さ/幅/厚さ) | 183cm/66cm/10mm |
重さ | 1,100g |
素材 | NBR |
カラー | 4種類 |
エッジのツートンカラーが特徴的なトレーニングマット。
エッジ部分はデザイン性を高めるだけでなく、引き裂き防止としても効果的。
十分な厚みがあり幅は通常のマットより広めの66cmで、女性は広々と男性はちょうどいいサイズ感で利用できます。
表面は滑り止め加工が施されているだけでなく、トレーニング位置を確認できるラインも引かれています。
安心の大手スポーツメーカー!adidas(アディダス)トレーニングマット
サイズ(長さ/幅/厚さ) | 183cm/61cm/10mm |
重さ | 1,250g |
素材 | NBR |
カラー | 3種類 |
大手スポーツメーカーであるアディダスのトレーニングマット。
サイズ感、厚みはちょうどよく、裏面はノンスリップ加工されているので安定したトレーニングが可能。
ストラップが付属されており、収納や持ち運びにとても便利です。
ロゴデザインも魅力的!Reebok(リーボック)トレーニングマット
サイズ(長さ/幅/厚さ) | 183cm/80cm/15mm |
重さ | 1,650g |
素材 | NBR |
カラー | 5種類 |
大手スポーツメーカーであるリーボックのトレーニングマット。
シンプルなデザインで、お手入れも簡単です。
しっかりとしたグリップ力とマットのズレを防ぐ滑り止め機能によってトレーニングをサポート。
十分な厚みがあり、クッション性にも優れています。
バランスのとれたサイズ感!Bemega トレーニングマット
サイズ(長さ/幅/厚さ) | 185cm/80cm/15mm |
重さ | 1,600g |
素材 | NBR |
カラー | 6種類 |
長さ、幅、厚さのバランスのとれたトレーニングマット。
弾力性とクッション性が高く、接触部位をしっかりと保護。
表面の凹凸が滑り止めとして機能し、しっかりとしたグリップ力もあります。
高密度なNBR素材を使用することで、耐久性・安全性も高くなっています。
低価格で取り入れやすい!Reodoeer トレーニングマット
サイズ(長さ/幅/厚さ) | 183cm/61cm/10mm |
重さ | 1,240g |
素材 | NBR |
カラー | 1種類 |
初心者でも使いやすいやわらかい素材感で、水拭きで手軽にお手入れ可能。
持ち歩きにも収納にも使えるバックが付属され、場所を選ばず利用できます。
広く快適に使える!YUREN トレーニングマット
サイズ(長さ/幅/厚さ) | 185cm/90cm/10mm |
重さ | 1,300g |
素材 | NBR |
カラー | 4種類 |
幅が90cmと、とても広く使えるトレーニングマット。
厚さも十分な10mmで、クッション性が高く防音・防振としても機能。
滑りやすい床での使用の場合は凸凹面を下にすることで、滑り止め機能を発揮。
滑りにくい床の場合は、凸凹面を上にすることでしっかりとしたグリップ力を発揮します。
敷いたままでもOK!トレーニング用ジョイントマットのおすすめ
「トレーニングマットをいちいち敷くのが面倒」「ウェイトを使うことが多くトレーニングマットでは心許ない」と感じる方もいるのではないでしょうか。
そんな方に最適なのがジョイントマットです。
ジョイントマットとは、好きなサイズをパズルのように組み合わせて自由自在にレイアウトできるマットのこと。
トレーニングマットよりも厚みがあり防音性や衝撃吸収性により優れているため、ウェイトを直接置いたりベンチなどの器具を置いたりすることも可能です。
ジョイントマットの欠点としては、トレーニングマットよりも硬さがあるため自重トレーニングなどで直接マットの上で行うトレーニングにはあまり向いていません。
しかし、ジョイントマットの上に薄いトレーニングマットを敷くことで対処もできるので、目的に合わせて活用するのがおすすめです。
大判サイズ!SOLPEX ジョイントマット
サイズ(長さ/幅/厚さ) | 60cm/60cm/12mm |
枚数 | 6枚 |
素材 | EVA |
カラー | 2種類 |
長さが一辺60cmと大きめサイズのトレーニング用ジョイントマット。
厚さは12mmとほど良く、床のキズ防止や騒音防止として効果的。
撥水性のある素材を使用しているので、汗などの水分の吸収を抑え清潔に利用することができます。
ほど良い硬さ!SIMPS ジョイントマット
サイズ(長さ/幅/厚さ) | 47cm/47cm/20mm |
枚数 | 8枚 |
素材 | PE |
カラー | 1種類 |
自重トレーニングやヨガなども行いやすいちょうど良い硬さのトレーニングマット。
表面には凹凸による滑り止め加工が施され、トレーニング時やマシン設置時にも効果的。
劣化しにくい耐久性のある素材を使用し、メンテナンスもしやすくなっています。
防音性を試験で証明!Jacess ジョイントマット
サイズ(長さ/幅/厚さ) | 60cm/60cm/12mm |
枚数 | 6枚 |
素材 | EVA |
カラー | 1種類 |
防音性・防振性に優れたジョイントマット。
防音性に関する試験では、マットを敷くことで騒音を日常レベルまで落とすことが証明されています。
マットにはサイドパーツも付属されているので、部屋に合わせて綺麗に敷き詰めることができます。
極厚タイプ!FIELDOOR ジョイントマット
サイズ(長さ/幅/厚さ) | 45cm/45cm/20mm |
枚数 | 8枚 |
素材 | EVA |
カラー | 2種類 |
防音・防振性に優れ、騒音対策としても活用できます。
マットの沈みを抑えたちょうどいい硬さなので、マシンを設置する際にも最適。
部屋のサイズに合わせてカットすれば綺麗に敷くことも可能です。
まとめ
今回はトレーニングマットのおすすめを紹介しました。
トレーニングマットは自重トレーニングなどの自宅筋トレでは欠かすことができないトレーニンググッズ。
ヨガで利用するよりも比較的大きめのサイズのものを選ぶことで失敗を防ぐことができます。
また、トレーニングによっては振動が床に響いてしまう場合もあるので、10mm前後の厚みのあるマットを選ぶのもポイントです。
ぜひ今回紹介したものを参考に、自分に合ったトレーニングマットを見つけてください。