前腕や二頭筋により負荷をかけるファットグリップ。
ファットグリップは「前腕が太くならない」「二頭筋が小さい」と悩んでいる方に最適なトレーニングギアです。
今回はそんなファットグリップの効果と使い方、おすすめについて解説。
ファットグリップはなぜ効果的なのか、正しい使い方はあるのか、選び方はどうすればいいのかと疑問に思っている方はぜひ参考にしてください。
ファットグリップの効果とは?
ファットグリップを使うことで得られる効果は、前腕への刺激の向上と二頭筋への刺激の向上です。
ファットグリップをバーに取り付けることで持ち手が太くなり、重さに耐えるために前腕への刺激が向上します。
二頭筋に関しては実際にやってみるとわかりますが、手を開いた状態で二頭筋に力を入れる場合と手を握りしめた状態で二頭筋に力を入れる場合とでは後者の方が二頭筋への負荷が大きくなります。
ファットグリップを使うことで握力がより必要となり、これによって二頭筋への刺激も向上するということです。
ただ、ファットグリップを使うことで二頭筋への刺激は増えますが、前腕への刺激も増えてしまいます。
そうなると先に前腕が疲弊してしまい、二頭筋への刺激が不十分になってしまう場合も少なくありません。
なので、前腕が十分に鍛えられている方以外は、基本的に前腕への刺激をメインにファットグリップを活用するのがおすすめです。
ファットグリップの選び方
ファットグリップはFat Gripzが特許を取得したもので、それ以外はダンベルグリップやバーグリップとして販売されています。
ファットグリップとダンベル・バーグリップの違いは、素材・サイズ・価格です。
ファットグリップでは高品質で耐久性の高いコンパウンド素材を使用していますが、ダンベル・バーグリップでは耐久性の高いゴム以外にチープなゴムで製造されている場合があります。
サイズに関してはグリップの太さと長さに違いがあり、ファットグリップの長さは12cm太さが4.45~7cmで、ダンベル・バーグリップは長さ10~12.7cm太さが5~10cmが一般的です。
価格はダンベル・バーグリップが低価格であることが多く、ファットグリップの方が高い傾向にあります。
しかし、低価格なダンベル・バーグリップはシリコンや耐久性の低いゴムが使用されることが多く簡単に壊れてしまうリスクが伴うので、多少高くても高品質なファットグリップを活用することをおすすめします。
ただ、ファットグリップを活用する際の注意点として「ダンベルに付けようと思ったけど大きすぎて付けられなかった」といったように、トレーニング器具によっては利用できないものもあります。
なので、利用しようと思っている器具がある場合には、持ち手の長さを計っておくことも大切です。
ファットグリップのおすすめとは?
Fat Gripz ファットグリップズ
外径 | 5.72cm |
長さ | 12cm |
半永久的に利用できるコンパウンド素材を用いたファットグリップ。
多くのトレーニーはもちろん、特殊部隊員やUFCプレイヤー、ボディビルダーなども利用。
特許取得済みの筋肥大しやすい設計で、トレーニング効率を最大限に高められます。
高品質で効果的なファットグリップを求めている方に最適です。
yes4all
外径 | 5.58cm |
長さ | 12cm |
高密度なゴムで作られた頑丈なファットグリップ。
人間工学に基づいた設計で滑りを防止することで、快適にトレーニング可能。
十分な厚みがあるので、しっかりと負荷をかけられます。
お手入れも簡単で、石鹸とお湯を使用して洗うことができるので清潔に利用し続けることができます。
ファットグリップの使い方
ファットグリップの使い方は、ダンベルやバーベルに巻き付けるだけ。
ただ、ダンベルの場合は持ち手にはまらない場合があるので、利用するダンベルの持ち手の幅を前もって計っておくことをおすすめします。
ファットグリップに適した種目は、ダンベルカールやバーベルカール、ケーブルカールです。
懸垂やベントオーバーローなどの背中のトレーニングで利用する方もいますが、背中への負荷をかけにくくなるのであまりおすすめできません。
また、ベンチプレスでファットグリップを利用することもできますが、バランスをとるのが難しくなり胸に負荷が上手く乗らなくなる可能性もあります。
なので、基本的にはアームカールでファットグリップを利用し、より前腕を太くしたいという方の利用が最もおすすめです。
まとめ
今回はファットグリップの効果と使い方、おすすめについて紹介しました。
「前腕を太くしたい」「握力を向上させたい」という方に最適なトレーニングギアです。
ダンベルやバーベルに巻き付けるだけで利用でき持ち運びにも便利なので、ぜひ普段のトレーニングに取り入れてみてくださいね。