脂肪燃焼スープはなぜ痩せる?効果とカロリーについて解説

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ダイエットを行う女性

「脂肪燃焼スープを飲むと痩せる」と言われていますが、なぜなのか?と疑問に思っている方も多いはず。

結論から述べると、脂肪燃焼スープに含まれる野菜の栄養素とカロリーが「痩せる」と言われている理由です。

ここでは脂肪燃焼スープに含まれるそんな栄養素が痩せるにつながるのか?そしてカロリーはどのくらいなのか?について解説していきます。

目次

脂肪燃焼スープは食物繊維が豊富

野菜

脂肪燃焼スープに使われている野菜は5種類あり、トマト・キャベツ・人参・玉ねぎ・セロリです。この5つの野菜には豊富な食物繊維が含まれ、100gあたりの食物繊維量は以下の通りです。

野菜100gあたりの食物繊維量
トマト1g
キャベツ1.8g
人参2.4g
玉ねぎ1.5g
セロリ1.5g
※1

このように脂肪燃焼スープの野菜にはとても多くの食物繊維が含まれ、特に人参は100gあたり2.4gもの食物繊維が含まれています。

食物繊維を摂るメリット
  1. 糖や脂質を吸着して排出する
  2. 血糖値の上昇を抑える
  3. 満腹感を感じやすくする

1.糖や脂質を吸着して排出する

糖や脂質を吸着して排出

ダイエットでは「ベジファースト」が推奨されていますが、その理由のひとつに「糖や脂質を吸着する」といった食物繊維の働きがあります。

不溶性と水溶性の2つの食物繊維のうち水溶性食物繊維には「粘性」があり、これによって余分な糖や脂質を吸着して便と一緒に体外に排出する働きがあります。

この働きによって肥満の原因となる糖や脂質の吸収を抑えられ、ダイエットをスムーズに進めることができます。

2.血糖値の上昇を抑える

血糖値

血糖値の急激な上昇は、食事中の糖を体に取り込む働きを持つ「インスリン」の分泌量を増やし、糖が体脂肪として蓄積されやすい状態を作ってしまいます。

水溶性食物繊維の働きである「粘性」には食べた物の吸収速度をゆっくりにし、血糖値の急激な上昇を抑える働きがあります。

3.満腹感を感じやすくする

満腹な女性

食物繊維には食べ物が胃の中で滞在する時間を増やす性質があり、これによって満腹感を感じやすくします。

この働きは水溶性食物繊維と不溶性食物繊維のどちらにもあてはまる働きです。

また、不溶性食物繊維には水を吸収して膨らむ「保水性」があり、満腹感を感じやすくする以外にも、水分を吸収することで便を柔らかくし、カサを増やして便通を促すという働きもあります。

水溶性食物繊維には、腸内を酸性に傾ける他、腸内細菌のエサとなることで腸内環境を整えます。

脂肪燃焼スープにはこの水溶性食物繊維と不溶性食物繊維どちらも多く含んでいるので、ダイエットにもってこいなスープです。

脂肪燃焼を促すトマト

トマト

京都大学の研究グループによって13-oxo-ODA(13-オキソ-オクタデカジエン酸)という植物油に多く含まれるリノール酸の仲間が発見されました。

このトマトに含まれる13-oxo-ODAには脂肪燃焼効果があり、マウスのエサに混ぜて実験を行ったところ、4週間で血中の中性脂肪量が約30%減少しているという結果になりました。

これによってトマトの脂肪燃焼効果が示唆され、ダイエットにも有効であると考えられています。※2

特にトマトジュースに13-oxo-ODAが豊富に含まれていることもわかっています。

脂肪分解を促進する玉ねぎ

玉ねぎ

ケセルチンは脂肪組織まで到達すると脂肪を分解する酵素を活性化させ、結果的に脂肪の分解が促進されると考えられています。

また、ケセルチンはポリフェノールの1種であるため強い抗酸化作用をもち、抗酸化作用は人間に必要なエネルギー生成のときやストレスを感じた時に生成される活性酸素による酸化を抑えることができます。

この活性酸素が蓄積されると、シミやシワなどの肌トラブルを引き起こす他、肝臓にストレスをかけることでエネルギー代謝を停滞させます。

エネルギー代謝が停滞することで脂肪が蓄積されやすい状態になるため、抗酸化作用はダイエットにおいても重要です。

脂肪燃焼スープに含まれる野菜のすべてに抗酸化作用を持つ栄養が含まれています。

脂肪燃焼スープは低カロリー

低カロリー

脂肪燃焼スープに含まれる野菜はどれも低カロリーなものばかりです。

野菜100gあたりのカロリー
トマト20kcal
キャベツ21kcal
人参30kcal
玉ねぎ33kcal
セロリ12kcal
※3

このようにそれぞれ100gずつ摂取した場合でも、合計のカロリーは116kcalにしかなりません。

ちなみにkekefitで紹介しているレシピの脂肪燃焼スープ2~3日分のカロリーは「471kcal」です。※4

野菜の一般的な重さであるトマト400g,キャベツ1300gの半分,人参150g,玉ねぎ600g,セロリ100gで計算

脂肪燃焼スープで脂肪を燃やそう!

食事管理を行う女性

今回は脂肪燃焼スープを食べることでなぜ痩せるのか?について解説しました。

脂肪燃焼スープは低カロリーで豊富な食物繊維を含み、満腹感を感じながらダイエットをすることができます。

さらに、脂肪燃焼スープに含まれるとトマトや玉ねぎには脂肪燃焼をサポートする成分が含まれているので、よりダイエットを効果的に行えます。

ぜひ脂肪燃焼スープを取り入れ、理想の体をを目指してください。

※1,3,4 日本食品標準成分表2020年版(八訂)参照
※2 トマトから脂肪肝、血中中性脂肪改善に有効な健康成分を発見:効果を肥満マウスで確認 参照

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