グレープフルーツはダイエットに効果ある?脂肪燃焼に活用しよう

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グレープフルーツ

さっぱりとした酸味と独特な苦味が特徴のグレープフルーツには、ダイエットをサポートする成分がたくさん含まれています。

そこで今回は、グレープフルーツのダイエット効果について解説していきます。

グレープフルーツでダイエットを成功させたい、グレープフルーツのダイエットでの活用方法を知りたい方はぜひ参考にしてください。

目次

グレープフルーツのダイエット効果

グレープフルーツ

グレープフルーツは低カロリーかつ低糖質なダイエット向きの食材です。

グレープフルーツの栄養素
カロリー40kcal
タンパク質0.9g
脂質0.1g
糖質9g
食物繊維0.6g
※100gあたりの栄養成分
※参照:日本食品標準成分表2020年版(八訂)

グレープフルーツ100gあたりのカロリーは40kcalと低く、1個あたりに換算しても120~200kcalになります。

グレープフルーツと果物のカロリー比較
グレープフルーツ40kcal
バナナ93kcal
ぶどう69kcal
ブルーベリー48kcal
りんご53kcal

その他の果物と比較しても、グレープフルーツはとりわけカロリーが低い傾向にあります。

また、グレープフルーツにはダイエットをサポートする成分が豊富に含まれているのも特徴です。

  • ナリンギン
  • ヌートカトン
  • ペクチン
  • リモネン

以下では、グレープフルーツに含まれる、ダイエットサポート成分について解説していきます。

食欲を抑制する「ナリンギン」

柑橘類、特にグレープフルーツに多く含まれている苦み成分である「ナリンギン」には、食欲を抑制する効果が期待できます。※1

食前にグレープフルーツを食べることでナリンギンの食欲抑制作用が働き、満腹感を感じやすくなると考えられています。

また、ナリンギンは果肉よりも果皮に多く含まれているという特徴から、グレープフルーツを食べる際には薄皮を残した状態で食べるのがおすすめです。

脂肪燃焼をサポートする「ヌートカトン」

グレープフルーツの香り成分である「ヌートカトン」には交感神経を刺激する作用があり、食欲を抑制する効果や脂肪分解を促進する効果が期待できます。※2

ヌートカトンは香り成分であるため、食前に香りをかいでから食事をするのがおすすめです。

コレステロール値を抑制する「ペクチン」

グレープフルーツには多くの食物繊維が含まれており、その中のひとつに「ペクチン」というものがあります。

ペクチンは柑橘類やりんごなどに多く含まれている食物繊維で、コレステロール値を下げる効果※3や血糖値の上昇を抑える効果などが知られています。

コレステロール値が下がることで結果的に血行が促進され、代謝が良くなることで脂肪燃焼につながります。

ペクチンには血糖値の上昇を抑える働きがあることから、食前にグレープフルーツを食べるのが最適です。

血行を促進する「リモネン」

柑橘類の皮に多く含まれている香り成分である「リモネン」は、血行を促進する効果が期待できます。

リモネンによって交感神経が活性化されることによって血行が促進され、代謝を活発にすることで脂肪燃焼をサポートすると考えられています。

ヌートカトン同様にリモネンも香り成分であるため、食前にグレープフルーツの香りをかいでから食事をするのがおすすめです。

グレープフルーツダイエットのやり方

グレープフルーツ

グレープフルーツダイエットのやり方は、食前にグレープフルーツを食べるのが基本です。

グレープフルーツには食欲を抑制する成分やコレステロール値を抑制する成分、糖質の代謝を促す成分などが含まれているため、食前に食べるのがもっとも効果的だと考えられています。

グレープフルーツダイエットを行う際の摂取目安量は、1日1個を目安にしましょう。

農林水産省の定める果物の推奨摂取量は200g以上(可食部)となっており※、グレープフルーツ1個あたりの重さは300~500gなので不可食部を除くとちょうど200g以上になります。

1日3食の場合、1食あたりグレープフルーツ1/3を食前に食べるのがおすすめなグレープフルーツダイエットの方法です。

グレープフルーツダイエットの注意点

グレープフルーツ

ここではグレープフルーツダイエットを行う際の注意点について解説します。

注意点は以下の2つです。

  • グレープフルーツだけの食事にしない
  • 薬を服用している場合は気をつける

グレープフルーツだけの食事にしない

グレープフルーツダイエットはあくまでも食前にグレープフルーツを食べるダイエット方法であるため、食事をグレープフルーツに置き換える方法はおすすめできません。

過度な食事制限は体に悪影響を及ぼすだけでなく、リバウンドの原因にもなります。

薬を服用している場合

グレープフルーツに含まれている「フラノクマリン類」には、一部の薬に対して相互作用を起こす危険性があります。※5

一例として、鎮痛薬や抗ヒスタミン薬、免疫抑制剤などがあり、薬を服用している方は医師や薬剤師の指示を仰ぐようにしましょう。

グレープフルーツでダイエットを成功させよう!

ダイエットに成功した女性

今回はグレープフルーツはダイエットに効果があるのかについて解説しました。

グレープフルーツにはダイエットをサポートする成分が豊富に含まれていることに加え、低カロリーかつ低糖質なのでとてもダイエットにおすすめな食材です。

また、グレープフルーツを活用したダイエットは食前に1/3個食べるだけなので、手軽にダイエットを行いたい方にもピッタリです。

ぜひダイエットにグレープフルーツを活用し、ダイエットを成功させてください。

参考
※1 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15826081/
※2 http://www.jasso.or.jp/data/topic/topics11_206.pdf
※3 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/3229016
※4 果物と健康ー農林水産省
※5 https://www.pmda.go.jp/safety/consultation-for-patients/on-drugs/qa/0017.html

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